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「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり 5月10日(木)
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今日は大船渡の上平仮設に伺いました。道中はとてもきれいな新緑と菜の花畑を楽しみながら被災地へ車を走らせました。去年はこんなに景色を見ている余裕もなかったとふと思い返しました。被災地でも今年の桜はとてもきれいに咲いたと話してくれる被災者の方もいました。
現場につくと、お馴染みさんたちやら、初めての方もきてぞうさん講習会がスタートです。
「やっぱここにきて、みんなでわいわいいいながら作るのが一番楽しい」
「一人で夜にやったけど、全然できなかったよ」
と開口一番に話してくれた人は常連さんです。早速タオルを選んでぞうさんづくりスタートです。
白内障で目が見えにくい人も、針を持つと感覚ですいすい縫い始めていきます。「見えない、見えない」と言いながら、本当は見えているのでは??と思うくらいの針裁きです。
「何度やっても顔は難しいね〜」「前に一度作ったけど、忘れちゃったよ」
それでもみなさん黙々と針を運んでいると、かわいいぞうさんたちができあがってきます。
「飾っておいたら、孫さ、けれって、持っていった」(飾っておいたら、孫がちょうだいと持っていってしまった)「また孫さ、ける」(また孫にあげる)
支援員の方にお話を聞くと、最近は仮設から出て行く人もちらほら出てきているそうです。近くに災害復興住宅ができる予定なのですが、立地がいいことから倍率も高そうで、お一人の方などなかなか住宅の再建が難しいです。ということをお話ししていました。また、ボランティアも最近は減ってきているそうです。
まけないぞう一言メッセージ
大震災後、いろんなことがありました。「まけないぞう」の仲間に関わるようになり、喜び、励まされました。「まけないぞう」のそれぞれの顔の違いにも楽しくなりました。
(2012/5/3 69代女性 大船渡市 黒土田仮設)
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