2011年03月26日

【東北地方太平洋沖地震】レポートNo.23

山形県の米沢市で避難所運営に協力しているスタッフの吉椿の記録です。
3月20日に宮城県石巻市を訪れた際の様子を記しています。

避難所となっている湊小学校は、宮崎からの野菜が
最初に炊き出しに使われたところです。
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吉椿の現地レポート
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宮城県石巻市。ここも地震津波により大きな被害を受けた。橋は崩落し、車が家に突っ込み、主要な商店街や町の至る所に、船が何艘も打ち上げられ、ガレキが散乱している。これまで訪れた名取や仙台、南三陸の町の被災状況とも少し様相が違って見える。名取閖上のように町の中でも被災を受けなかった所の避難所で暮らすのではなく、石巻の避難所は、ガレキのど真ん中にある。

避難所になっている湊小学校には現在、約500人の方々が暮らしており、津波の水引いた後、倒壊しなかった自宅に戻った方も多く、周辺には約2300人がいるという自治会長のSさん(60代)。

実は、宮崎新燃岳の降灰野菜の第一弾はここ、石巻で炊き出しに使用され、被災者の方々に温かい汁としてふるまわれた。野菜を被災地まで届け、炊き出しをしてくれた栃木のNPO「キャンパー」のIさんに湊小学校で偶然会う事が出来た。新燃岳の被災地の野菜という事で自治会長さんの計らいで、避難している方々の各教室の窓を開けてもらい、ハンドマイクで宮崎の農家Mさんのメッセージを読み上げてくれたそうだ。その光景を目の当たりにしたIさんは、「皆、校舎の窓から涙ながらに拍手を送ってくれましたよ。」と笑顔で状況を教えてくれた。

そして、学校の2階の避難所本部の前の掲示コーナーに「新燃岳からのメッセージ」が張られてあった。この過酷な石巻で避難所を運営しているのも、校舎や体育館の泥出しをやっているのも、ほとんどが地元の被災者の人々である。そんな状況と未だ宮崎の降灰で苦しい生活を強いられている人々の顔が浮かんで、「被災地から被災地へのメッセージ」に涙が止まらなかった。

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posted by 被災地NGO恊働センター at 22:16| 被災地からのレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする