2011年03月27日

【東北地方太平洋沖地震】レポートNo.27

震災当日の11日より、被災地で活動している吉椿雅道のレポートです。
石巻市の避難所で足湯を行った際の様子です。
被災された方のつぶやきが聞こえてきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
吉椿のレポート
………………………………………………………………………………………
宮城県石巻で足湯を行った。これまで行った宮城県の沿岸部の南三陸、閖上(ゆりあげ。名取市内)などの津波の被災地とは様子が違っていた。壊滅的になった閖上に今、住む人はおらず、被災者の人々は、被害の少なかった名取市街地に移動し、学校などに避難している。また、建物のほとんどが流されてしまった南三陸町では、近くの高台の小学校に避難している。

石巻では、流れた家、車とそのまま残った家などが混在し、そのど真ん中の避難所な自宅で暮らしている。避難所になっている湊小学校の一階や体育館は津波で泥だらけ。すぐ裏のお寺の墓石はひっくり返り、車は突っ込み、前日にも遺体が発見されたという状況を避難している校舎から毎日見ながら過ごしている。そんな避難生活で人々はどんな思いを抱き、暮らしているのだろう。

各教室を回り、「足湯」開始の声をかけるとすぐに行列になった。

初めて足湯をさせて頂いたおじいちゃん(70代)は、座るとすぐに「家内と子供がいないんだあ。」とこぼし、こちらが何も訊ねる事なく、ひとり語り始めた。

現役のタクシー運転手であるお父さんは、車も津波で流された。家はかろうじて残ったそうだが、奥さん、子どもさんが未だ行方不明のままである。「友達に頼んで他の避難所も観て来てもらっているんだが。。」といい、「家に帰ってるかと思って、時々、様子見に行くんだ。」と足腰の悪い体に鞭打って、避難所から10分の自宅に戻っているという。

避難している教室は「知らない人ばかりで、する事がない。」と最後につぶやいた。
………………………………………………………………………………………

●東北地方でのボランティア活動(避難所運営・ボランティア拠点立上げ)の
 資金を募集しています。
●宮崎から東北へ、支援の輪を〜「野菜サポーター」を募集しています。
●「粉ミルクを届けようプロジェクト」、アレルギー用粉ミルクとカンパを募集しています。
●岩手県大槌町・仮設診療所建設(AMDAへの協力)への募金を呼びかけています。
●事務局カンパを募集しています。

   振込口座:郵便振替01180-6-68556
   口座名義:被災地NGO恊働センター
   通信欄に、支援事業名をお書き下さい。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 被災地NGO恊働センター 
   E-mail ngo@pure.ne.jp
   URL   http://www.pure.ne.jp/~ngo/
   TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702  
   〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
posted by 被災地NGO恊働センター at 23:05| 被災地からのレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする