2011年03月28日

【東北地方太平洋沖地震】レポートNo.29


3月25日から、代表の村井とスタッフ3名が岩手県に入っています。
日本財団・震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)、東海地震等に備えた災害ボラン
ティアネットワーク委員会ネットワーク委員会(ネットワーク委員会)との合同プロジェクト
である「ROADプロジェクト」の一環として遠野市において、岩手県沿岸部で被害の大き
かった大槌町、釜石市、陸前高田市などに対する支援の後方拠点づくりに協力していま
す。
本日「遠野被災支援ボランティアネットワーク(遠野まごころネット)」が立ち上がりました。
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岩手県からのレポート
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27日は、大槌町を再訪問し、その後山田町を調査しました。つい先日までは山田町への
アクセスは宮古市からしか出来なかったのですが、やっと遠野から大槌町経由でも行くこ
とが出来るようになりました。山田町は1カ所、砂浜に密集していた集落があり、壊滅的被
害を受けたところをはじめ、甚大な被害となった地域です。大槌町と違って、役場は高台
にあったため、津波からは免れたようです。しかし発災から2週間経った今、物資・食料の
配布など被災者に対する応急対応は全く機能していない状態です。例えば物資につい
ては、役場1階の中庭に箱が並べてあって、「勝手に持って言って下さい」的な状態の中
で被災者の方々が各々、両手に持てないほどのものを持って帰るという光景です。ボラン
ティアは長崎県や長野県などから個人のボランティアが数名来ているだけで焼け石に
水のようです。でも被災者の方々は、混乱することもなく、長蛇の列を作りながらも淡々と
配布を待っているという状況です。

遠野のボランティアグループが、山田町役場と山田町社会福祉協議会に挨拶に行った
のですが、やはり今回の災害のように、一つの町の3分の1から2分の1の人口が死亡あ
るいは行方不明という状況下では、隣接の全く被害を受けていない市や町に後方支援
の最前線基地を設置し、被災地を支援するという方法をとらなければ、結果的には支援
が行き届かないと思いました。とは言え今回のような甚大な被害の時には、とにかく一時
も早く食料や水、粉ミルクを被災者に届けなければならないことを考えると、いづれにしろ
二者択一だけではないことを痛感させられた1日でした。

昨日の「まけないぞう」づくりは大成功でした!詳細は阪神・淡路大震災以来、この「まけ
ないぞう」を我が子のように育ててきた増島智子の別レポートをご覧になって下さい。

遠野市社協で登録しているボランティア対象に「足湯講習会」を行ったところ大変好評
で、スタッフがいる間は毎日足湯講習を行うこととなりました。
また大槌町の避難所で午後6時から足湯を行います。
posted by 被災地NGO恊働センター at 15:23| 遠野から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする