2011年03月29日

【東北地方太平洋沖地震】レポートNo.31


震災当日の11日より、被災地で活動している吉椿雅道のレポートです。

福島県から避難されている方がいらっしゃる米沢の避難所で、
新燃岳の被災地から届いた大根が美味しい煮物になりました。

宮崎からのメッセージが東北へ。今度は東北から宮崎にメッセージが。
人が人を思う気持ちに、心打たれます。
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吉椿のレポート
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米沢市営体育館。約500人の人々が避難生活を送っている。
米沢市民が全力を挙げて、避難所を応援している。

市の職労組合の方々のご尽力により、毎日3食が提供されている。各地から集まって来た食材を見事に調理するのは、学校給食のお母さんたちである。集まって来た食材を見て、数日先の献立まで考えてある。避難されている方も「毎日美味しい食事を提供していただいて、ありがたいです。」と口々に言う。

そんな最中、熊本県水俣のTさんが、野菜などの救援物資を積んで、米沢に来てくれた。鹿児島のホウレンソウ、水俣の甘夏、そして新燃岳噴火の被災地、宮崎の大根の数々である。「野菜サポーター」である全国の人々の東北、宮崎への思い、宮崎から東北への思いがこの米沢に届いた。さっそく職労の方々とお話し、新燃岳被災地の大根を大根煮にしてもらい、夕食に出してもらう事になった。

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▲あたたかい煮物になった宮崎の大根

22日夕刻、体育館の中で皆さんが配膳に並んでいる時に、新燃岳噴火の被災地の写真や大根を提供してくださった農家さんのメッセージなどを展示し、新燃岳被災地の状況を少しお話させていただいた。展示をじっと見つめていた女性は、「新燃岳の時、自分は何もしてあげられなかったのに、こんなに良くしてもらってごめんなさいね。」と涙を流していた。アナウンスが終わると体育館中から拍手が沸き起こり、「ありがとう〜」と遠くから叫んでくれるお母さんがいたり、「この大根は本当に軟らかくておいしいわ。」というおばあちゃんも声をかけてくれた。


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▲新燃岳の被害についてや、農家さんからのメッセージを紹介

その後、廊下に新燃岳の噴火被災地の写真、メッセージを展示し、ここ米沢に避難している人々から宮崎へのメッセージボードも設置した。壁に張られたそのボードには、沢山のメッセージが寄せられ、今は、書くスペースさえもなくなった。

翌日、いっぱいになったメッセージボードも見つめているおばあちゃんがいた。声をかけると「私も書いたよ。でも、恥ずかしいからどこに書いたか教えない。」と笑って答えてくれた。


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▲宮崎から東北へ…


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▲東北から宮崎へ…
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posted by 被災地NGO恊働センター at 19:29| 野菜サポーター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする