2011年04月04日

【東日本大震災】レポートNo.40

「まけないぞう」作りと足湯を行っている増島智子さんのレポートです。
足湯のあたたかさが広がり、このたび遠野の方々が中心となり足湯隊が結成されました。
また被災地NGO恊働センターからの派遣第5陣が本日出発し、米沢を経由し遠野に向かっています。
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3月31日の、増島智子さんのレポート
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いまだ余震が続いている被災地で、今日も夕方頃に外にいてもわかるくらい地響きとともに大きな揺れを感じました。被災地の多くの人は、あ〜また揺れていると、なんだかみなさん揺れに対して慣れてしまっている様子です。

今日は昨日布団がなかった小槌エリアの施設避難者の方に布団を運び入れました。こちらも支援の手がこぼれていたところです。ここは足湯のつぶやきを通して、ニーズを拾えたところです。ただ物資をもっていって「要りませんか?」と聞いただけでは、このようなニーズを拾うことはできなかったと思います。やはり面でとらえるのではなく、点を浮かび上がらせ面にしていかなくてはならないのでしょう。
また、昨日は具合が悪いと訴えていた男性も今日は体調がよくなり、落ちついておられるということでした。

今日の足湯隊は以前にもお邪魔した小槌エリア「臼澤鹿子踊保存会館伝承館」を訪問しました。
2回目ということもあり、行くとみなさん靴下を脱いで順番待ちをしています。最初は子どもたちが並んで足湯をしていました。その中でも一人の女の子は津波で家を流されていました。他の子たちは、家はなんとか流されずにすんだようです。お互いに気を遣いながら過ごしているようですが、すべてを流されたこの女の子の心境を考えると・・・

また今日はこれまでの最年少の4月6年生になる男の子が足湯に参加してくれました。彼は、お湯・お水をきちんとチェックしなくならないように部屋と外を行ったり来たりしっかり働いてくれました。彼は、「私はねぇ、桃太郎トマトの種を育てていて、原発のことで種が出荷できなくて、残念だ〜。何年生?(4月に6年です(自分))えらいね〜。こうゆうのはすきじゃないとできないよ。お風呂に入ってるみたいで気持ちいいね〜。」というつぶやきを拾ってくれました。このつぶやきによって、この人にトマトの種を届けることができ、また笑顔が戻る日がくることを願ってやみません。

 もう一つは、以前にも布団を届けた「小槌地区多目的集会場」です。そこでは、「大槌市内から来ました。父親が見つからないそうです。お茶やコーヒーも全く飲めてないそうです。鏡やくしなどが欲しいとのことです」というつぶやきを聞きました。どこの避難所の人たちも状況は徐々にではありますが、生活必需品を必要とする声が聞こえてきます。
なかには、家がすべて流され、もうあきらめて、埼玉に住んでいる娘のところに行くという女性がいらっしゃいました。「この年になって見知らぬ土地に住むなんて思いも寄らなかった」と不安そうな思いを打ち明けてくれました。県外避難者も多くいますが、長年住み慣れた土地を離れるということはとても辛いことです。県外に避難されている方が孤独に陥らないように安心して暮らせる環境を考えていければと思います。

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posted by 被災地NGO恊働センター at 17:00| 遠野から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする