2011年04月05日

【東日本大震災】レポートNo.42

増島智子さんのレポートです。
大規模な避難所のものとは違った問題が発生しているようで、十分な食糧さえ行
き渡っていないところもあるようです。
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4月1日の、増島智子さんのレポート
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今日は初めて訪問する小槌エリアの「山岸地域生活改善センター」という避難所
を訪ねました。ここも小さな避難所で14名くらいの方が避難されていました。
やはり小さな避難所には物資が届きにくかったようで、被災者の方が「お米がいつ
くるかわからないので、うすめて食べている」というつぶやきを拾いました。次回、
訪問するときにお米を届けたいと思います。

足湯隊がひろったつぶやきを紹介します。
女性:「きたなくてはずかしいけど・・・。決まっている風呂の日に都合が悪いと入
れなくてね、変な話しね、パンツ式オムツをかわりにはいたのよ・・・。退職した夫
がね、またねタンカーに乗るのよ。幸い家族はみな無事やったけど、家や人が流
されるのをみて泣いた・・・もう海べりには住みたくない。息子の会社も壊されてし
まった。仕事をしないと食べてゆけない、命は助かったから良かったけど、これか
ら生きていくのにまた、大変やどうしよう。」と。。。

 お話しを伺ったり、つぶやきをみていると、こんかいの津波の恐ろしさをつくづく
感じます。中には明治にあった三陸大津波を経験した人もいたそうです。過去の
教訓を生かして、世界最大の防波堤が建設され、住民のみなさんも安心していた
という声を聞きました。でも自然の驚異を前に人間の力は無力です。けれどこれ以
上、今後尊い命を失わないために私たち人間は自然と共生し、自然に感謝しな
がら生きて行かなくてはならないと思います。人間の欲求のまま、利便性だけを追
い求め、自然を破壊して生きていく、これまでの生活をみなさんもう一度考え直し
てみませんか?
 
 この日は、真言宗高野山派の五味さんらが被災地を訪ねてくれました。全国か
らの応援を被災地にいながら心強く感じています。ありがとうございます。

 「大きなことはできません。ただ小さな愛をもってやることはやることはできま
す。」
                         マザーテレサの言葉より

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posted by 被災地NGO恊働センター at 14:56| 遠野から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする