2011年04月06日

【東日本大震災】レポートNo.43

地震直後から先遣隊として被災地に入った吉椿雅道のレポートです。
まだ不安要素すべての解消には至りませんが、ガソリン供給は安定してきており、動
ける人々が増えています。
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吉椿のレポート
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以前のレポートでもふれたが、地震直後、被災地のほとんどの場所で深刻なガソリン
不足が長く続いた。多くの被災者の人々は、「ガソリンがギリギリでここにたどり着い
た。」、「故郷に帰る分のガソリンだけ残している。」、「ガソリンを使いたくないから外に
出ない。」と語った。

ほとんど被災のなかった米沢でさえ、ガソリン供給に5時間並んで、一度に入れてもら
える量はわずか5Lのみ。長い時はガソリン渋滞は夜を越して、車だけ置いて順番をと
り、翌朝また長蛇の列に並ぶという光景も見られていた。
 
最近、米沢もガソリンの供給が正常に戻りつつあり、1時間程度の渋滞で給油できるよ
うになって来たが、その分、親戚の家や行政の用意した市営住宅など次の場所を求
めて避難所から人々が動きつつある。避難所開設直後よりすでに約100名近くが退所
している。避難所のある人は、「南相馬市の仕事場から連絡があって、仕事に復帰し
なくちゃいけなくなった。」と言い、家族を避難所に残して単身で戻る事や原発に対す
る不安の色を隠せないでいる。

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posted by 被災地NGO恊働センター at 12:58| 被災地からのレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする