2011年04月13日

【東日本大震災】レポートNo.50

「まけないぞう」作りと足湯を行っている増島智子さんのレポートです。
元気な子どもたちの姿が一番の癒しではないでしょうか。
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増島智子さんのレポート
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4月4〜5日

 今日は真言宗高野山派の方たちが、子どもたちにお菓子や玩具、その他生活用品を被災
地に届けてくださいました。また、ディズニー映画の上映会をしてくれました。

 金沢エリアと小槌エリアに伺いました。金沢地区生活改善センター、金沢支所、金沢小学
校、山岸地区改善センター、小槌地区多目的集会所、蕨打直集会所、臼澤鹿子踊保存会
館伝承館を回りました。すべてが流され、子どもには、ノートや玩具などはとても好評でした。
物資の中にはバナナもありましたが、バナナは配給のなかに大量にあるので、もういいですと
いうところが多かったです。

炊き出しもこの4日間豚汁が続いています。という声も聴かれました。もちろん贅沢なことは言
えませんが、支援の中には偏りがあり、現時点では野菜や、牛乳、お肉やお魚など生鮮食品
が不足しています。育ち盛りの子どもたちのいる家族で1本のウインナーを分け合ったという話
しも聴きました。神戸の震災でもそうでしたが、大きな避難所にはたくさんの支援が届きます
が、小さな避難所、在宅に避難している人にはなかなか十分な支援が届いていません。在宅
の被災者の方たちは、自分たちは家もあるし、家を流された人よりもましだということで遠慮し
たり、寒さを我慢している人たちがいるのが現実です。

 そんな中でも、今回届けた物資の中には、女性には欠かせない生活用品のコンパクトミラー
や保湿クリームなどがあり大変喜ばれました。被災者のニーズも緊急のものから、生活必需品
に変化してきています。また、長靴なども家を片付けるのに、穴が空いてしまったり一足ではす
ぐだめになってしまうのでということでみなさんには必要とされていました。

現時点では被災者のニーズが日々刻々と変化しています。物資を集めても末端に届くまでの
時間の経過とともにその支援がマッチしないときもあります。状況を見極めながら丁寧に被災
者に寄り添っていきたいと思います。

翌日には大阪のお寺の方が、ディズニー映画の上映会をしてくださいました。会場は小学校
でした。子どもたちはとても楽しみしていて、映画が始まると夢中になって見てくれました。今度は、「クレヨンしんちゃんがいい」「ドラえもんがいい」などリクエストもしてくれました。やはり、子どもたちは避難所にいても退屈で、親たちは家の片付けや仕事でなかなか子どもに関われない状況です。こんな風に子どもたちと一緒に遊んでいただけるボランティアもとても喜ばれます。

遠野のまごころネットでは、子どもたちと一緒に遊びながら、ピザを焼いたりなどの外出企画を毎週末行う予定です。子どもたちが被災地から少しでも離れて、心やすまる時間を過ごせたらうれしいです。

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posted by 被災地NGO恊働センター at 10:13| 被災地からのレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする