2011年04月21日

【東日本大震災】レポートNo.63 -村井代表より-

被災地NGO恊働センターです。
4月22日午後8時、NHK かんさい特集「今こそ、力が問われるとき〜神戸発・災害NGOの挑戦〜」に当センター代表の村井が出演します。

今回は村井代表のレポートを紹介します。

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4月15日のレポートNo.55でも触れましたが、当センターでは、今後、被災者の「仕事づくり」が重要になってくると考えています。このことに関して、今日は、岩手県遠野市で炊き出しボランティアをしてきたHさんの話を紹介します。

現在は東京でタクシー運転手をされているHさん。以前は、ある企業の社員食堂で料理人として働いていました。実は、16年前の阪神・淡路大震災の時に、東京からボランティアとして神戸に駆けつけ、その腕前を生かして炊き出し活動を行った経験があります。今回は、既に現地で活動していた日本青年会議所のTさんと一緒に、3日間遠野市を拠点に沿岸部の避難所などを回り、炊き出し活動をしてきました。
昨夜の夜行バスで東京に戻ったHさんにお話を伺ったところ、次のような話をしてくれました。「釜石市で被災したある食堂の店主に会ってお話を聞いたのですが、その方もご自分の料理人としての特技を生かして、炊き出しを是非手伝いたい、とおっしゃっていました。仕事をしたいという気持ちを持っている方が、多いのではないでしょうか。」

当センターが後方支援拠点としている遠野市に建設されたボランティア宿泊施設『まごころ寮』の食堂で働いているコックさんも、被災地の食堂でコックをされていた方です。
これは取り組みとしてはほんの小さな一歩ですが、今後、被災地の方々が生活を立て直して行くには、雇用の創出ということが大事になってきます。仕事を持つことによって、被災されたお1人お1人がそれぞれ、将来への希望やビジョンを描けるようになってほしいと思います。そのためにも、これから被災者の‘仕事づくり’につなげられる活動をしていく必要性を痛感しています。

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posted by 被災地NGO恊働センター at 16:57| 被災地からのレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする