2011年06月23日

【東日本大震災】レポートNo.107

本日は下記の内容をお送りします。

▼つぶやきから見える風景
▼日本財団ROADプロジェクトのご報告
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つぶやきから見える風景
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私たちは災害直後から、「足湯」ボランティアが接した被災者の声を「つぶやき」と読んでご紹介してきましたが、そのつぶやきも時を経るにつれて変化し、人々の置かれている状況を映し出しています。改めて被災された方の思いに目を向け、寄り添い続けるため、「つぶやきから見える風景」と題していろいろな時期のつぶやきをご紹介していきます。

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ホタテ、ワカメ、スキコンブ…これからだったのに全部パーよ。
何年か前に癌になって、抗癌剤治療を死ぬ思いでがんばって良くなったのに…。

今は食欲が無くて、ここの食事も半分しかとれなくて便秘なの。
こんなふうになったことないから、2日も便がないと気持ち悪くて。下剤飲んでるの。
仕事はもう年だからいいんだけどさ。働きすぎだって言われたこともあるし。
(4月10日、岩手県、60代女性)

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日本財団ROADプロジェクトのご報告
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当団体スタッフの頼政良太を、4月より「日本財団ROADプロジェクト」事務局に派遣しています。状況をご報告致します。

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日本財団ROADプロジェクトでは、3月25日より今までの間に延べ500人以上の足湯ボランティアを派遣しています。足湯ボランティアを送っている地域は北から遠野市(大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市)、気仙沼市、石巻市、七ヶ浜町、郡山市です。今までのつぶやきも3000枚以上集まっています!

今後も継続して足湯ボランティアを派遣していきたいと思います。被災地では、避難所から仮設住宅への支援へと支援活動が変わってきつつあります。

ハード面で言えば、冬を乗り切れるかが心配という声が多く聞かれています。例えば、窓が二重ではないことや玄関からの吹き込みが心配、という声が出ています。東北地方の冬は厳しく、雪がたくさん降る地域もあります。仮設住宅とはいえ、冬に対する備えは必要でしょう。

仮設の入居に関して、「仕事が無い」「仮設に入った後の生活費が心配」「2年後に仮設から出た後が…」という先の見えない不安がつきまとっているようです。仮設住宅への支援というだけでなく、仮設から出た後も見据えた支援、雇用につながる支援をしっかりと考えながらやっていく必要があります。

今後もそれぞれの地域、一人ひとりに向き合った支援活動をしていきます。
(頼政良太)

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○ROADプロジェクトとは?
日本財団では「民による民のための災害緊急支援基金」を立ち上げ、そこに集めら
れた募金をもとに、ROADプロジェクトを実施しています。ROADプロジェクトは、日
本財団と震災がつなぐ全国ネットワーク、東海地震等に備えた災害ボランティア
ネットワーク委員会が協力して行っています。
ROADプロジェクトの一つに被災地への災害ボランティアの派遣があり、東京発の
足湯ボランティアを現地へ送り込んでいます。
その他にもさまざまな活動をしています。
詳しくはHP・ブログを参照してください。
HP:http://road.nippon-foundation.or.jp/
ブログ:http://road-nf.typepad.jp/michi/

「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ どんな困難
も乗り越える力
  〜 Resilience will Overcome Any Disaster 〜
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ROADプロジェクト東京事務局
(日本財団/震災がつなぐ全国ネットワーク
 /東海地震等に備えた災害ボランティアネットワーク委員会)
             頼政 良太(被災地NGO恊働センター)
TEL:0120-65-6519(コールセンター) FAX:03-6229-5177 
携帯:090-5105-1406 E-mail:the_fool_chappy@yahoo.co.jp
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posted by 被災地NGO恊働センター at 13:07| ネットワーキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする