2011年06月28日

【東日本大震災】レポートNo.109

東日本に「炭」を送ります!

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被災地から被災地へ〜東日本へ炭を送ろう!〜
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 2009年に起きた兵庫県佐用町水害のあと、私どもは「被災地に炭を!」を合い言葉に全国のみなさまに「炭」のご提供を呼びかけました。炭は脱臭・調湿に効果があるといわれています。当時、全国から実に全国60カ所から総計15トンをご提供いただき、浸水した家の床下に入れていただいたところ、たいへん喜ばれました。

 今度は、佐用町から東日本へ。被災地から被災地へ、のリレーの次のバトンは炭です。まずは、明日6月29日、当団体代表の村井が宮城県石巻市の石巻市中央公民館住吉分館へ、佐用町でつくられた竹炭をトラックで運びます。

 今回運ぶ竹炭は約1トン。佐用町出身で今年4月から当団体のスタッフになった新卒の福岡洸介と、アルバイトスタッフの兵庫県立大学4年生の境智子が、6月5日から佐用町竹炭組合の皆さまのご指導と宿舎「笹ヶ丘荘」の皆さまをはじめとする町民の方々のご協力のもと、暑い中竹を切り出し、割って窯に火入れし、心を込めて
焼いたものです。

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 当団体では2009年の水害後、阪神間や岡山の大学からボランティアに入っていた大学生を中心に、地元佐用町の上月竹炭生産組合のご指導を仰ぎながら竹炭をつくりはじめました。そもそも水害発生は山林が充分に整備されていないことも原因の一つであることに気づき、昔から山林整備の中で"炭焼き"という作業が大きく寄与していることがわかり、炭焼きそのものに関心を持ち始めたということが背景にあります。今年2月11日には、「佐用町復興支援炭焼き祭り」を開催し町内外から1000人を超える集客となり大変盛り上がりました。

 ところがその後東日本大震災が発生し、私たちも一時佐用町での活動を休止し、東日本大震災支援に全力投球をしてまいりました。佐用町からも職員が直ちに支援に駆けつけました。震災発生から3ヶ月を機に、「そろそろ佐用町での炭焼き活動を再スタートさせよう!」と動き始めた矢先、佐用町から「今度はこの炭を東日本のお役に立てないだろうか?」という提案がありました。早速、佐用町の上月竹炭生産組合や関係者に相談したところ、二つ返事で「それはいいことだ!困った時はお互い様や、私たちも応援しよう!」と早速その日から同組合の方々は焼き始めました。一方地元の社会人一年生や大学生も参加し、同組合の指導を仰ぎながら炭焼きに再チャレンジしています。佐用町民の方々にもこのプロジェクトへの協力を呼びかけているところです。

困った時はお互い様を合い言葉に、被災地から被災地への思いをつないでいきます。今後の展開も追ってご紹介してまいります。

●この取組みは、震災がつなぐ全国ネットワークの協力により、日本財団のご支援のもと行っております。
日本財団リンク→ http://www.nippon-foundation.or.jp/org/press/11062801y.html
posted by 被災地NGO恊働センター at 22:25| 被災地からのレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする