2012年01月18日

【12月の活動報告まとめ】野菜サポーター

【12月の活動報告まとめ】野菜サポーター

被災地NGO恊働センターは、「野菜サポーター」の皆さまからご協力いただいた寄付金で、宮崎県・新燃岳噴火で被災した地域の農産物を買い、東日本大震災の被災地にお届けしています。12月の動きをお伝え致します。

12月は79便(合計419箱)を宮崎から東日本各地へお届けすることができました。3月13日の第1便以降、12月末までに40ヶ所以上に1438便あまり、箱数にすると7264箱以上の野菜・ジュース・お菓子・お肉等をお届けしたことになります。冬本番とあって白菜やキャベツなどの葉物が主役になりました。

10月から12月にかけては、高原産の小麦粉も各地にお送りしました。
新燃岳の降灰で被災された農家Kさんの小麦粉です。今年は天候不順などにより小麦粉の等級が下がってしまいました。等級が下がると補助金が受けられないなどのマイナス面もあります。しかし、これも美味しい小麦粉であることに変わりはありません。計550kgを野菜サポーターとして購入し、ご希望のあった岩手、福島の4団体にお届けしました。

既にお伝えしているとおり、野菜サポーターへの新たな寄付は終了致しましたが、発送は3月頃まで続く見込みです。引き続き応援をよろしくお願い致します。


《トピックス》

■■気仙沼「ゆくとしくるとし」■■
年末年始、「東日本大震災復興支援市民活動ネットワーク宮城」の皆さんが、気仙沼で年越しそばや雑煮の炊き出しをされました。

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■■大船渡を訪れた方からのメッセージ■■
ボランティアで大船渡の「さんさんの会」を訪れた方が、「野菜サポーター」の活動を知ってあたたかい励ましのメッセージを下さいました。野菜サポーターの皆様、宮崎の農家さん方にもぜひ読んでいただきたいと思いましたので、ご本人の許可をいただき、掲載させていただきます。さんさんの会の皆様の活動にも頭が下がる思いです。皆様一人ひとりの思いが被災地につながっていることを感じていただければと思います。

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被災地NGO恊働センター様

突然のメールで失礼いたします。私は、神戸市の会社に勤務している会社員です。こちらで野菜を東北の被災地へ送っていらっしゃる活動についてご報告がしたくて、メールをしています。

12月17日より、皆様が野菜を送っていらっしゃる岩手県大船渡の「さんさんの会」へ5日間ボランティアへ行ってきました。「神戸から来ました」というと、事務局の方がまず言われたのが、「神戸といえば、被災地NGO恊働センターさんから、たくさんの野菜を送っていただいて、とても助かっています」と感謝の言葉でした。

恥ずかしながら、神戸からそのような支援を、こちらの皆様がされていることを知らなかったものですから、その時は「そうですか」としか言えませんでした。ただ、たった5日間ですが、「さんさんの会」の調理師さんやスタッフの方と一緒に過ごさせていただく中で、皆様から送っていただいている野菜が、どれだけ被災された方への、本当の意味での生きる糧になっているかを実感させていただきました。

「さんさんの会」では、ご支援いただいた食材で、数百人分のおかずを作ります。プロの調理師さんお二人(この方たちも被災されて、仮設住宅から来ていただいているそうです)の指導のもと、私たちボランティアは調理、配食のお手伝いをします。事務局の方がまず、私たちのようなあちこちからやってくる飛び入りボランティアへおっしゃるのは、「ここにある食材や道具などは、すべていろんな方からのご支援で頂いたものばかりです。それを忘れないように」ということです。ですから、スタッフの方はもちろん、調理師の方も、ボランティアしている方もみんな、頂いた食材を決して無駄にせず、感謝しながらとても大切に使われます。

「さんさんの会」では、あちこちに散らばっていらっしゃる被災者の方へおかずを作って1軒1軒お届けするのですが、一食を届けるのに車で30分以上かかるようなところばかりです。山の中で、周りに何もなくて、坂が多くて凍っていてとてもお年寄りが歩ける状態ではなくて、しかも車がないから買い出しにも行けない、もちろん周りにはお店もない・・・そんな環境にいらっしゃる方へ、みんなで手分けしておかずをお渡しするときに、お元気でいらっしゃるか、何か困ったことはないかなどのお話を聞いて、支援へとつなげます。

ご在宅でないときはお部屋へおいてきたりしますが、手渡しするときには、被災された方たちからの心からの「ありがとう」「本当に助かります」「いつも美味しくいただいています」といったお言葉をいただきました。運んできた私たちに手を合わされる方もいらっしゃいました。この方々の感謝の言葉は、そのまま被災地NGO恊働センターの皆様へ向けてです。それをお伝えしたくてメールしました。

このように被災された方々がどのようにこれからを生きていくかは大きな課題です。神戸にいては現地のことはほとんど伝わってきませんが、今回、大船渡へ行って、被災地NGO恊働センターの皆様の支援の大きさを実感したしだいです。「さんさんの会」も、一部の人に支援が偏らないようにと、他のボランティア団体と協業しながら、活動されています。私もできることから、末永く支援をしていきたいと思っています。

最後に、すでにご覧になっていらっしゃるかもしれませんが、今の大船渡の支援の現状を、「さんさんの会」が記録されているので、以下にURLのリンクをシェアさせていただきます。長々と書きましたが、少しでも現地のことをお伝えでき、被災地NGO恊働センターさんの今後の活動のご参考になれば幸いです。

http://ja-jp.facebook.com/notes/%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E4%BC%9A/%E5%AE%B6%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%85%83%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C/308813312486059


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心温まるメールを下さったIさん、本当にありがとうございます。
また、掲載を快諾下さいましたことにも重ねて感謝申し上げます。


posted by 被災地NGO恊働センター at 12:57| 【まとめ】野菜サポーター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする