2013年07月10日

【東日本大震災】レポートNo.219

6月から7月にかけて、再び岩手県に入った増島のレポートをお届けします。

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「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり
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 今日は盛岡にあるパルクアベニュー・カワトクというデパートで「岩手発 手しごと 絆 フェア」が開催され、まけないぞうも出店しました。これは、阪神・淡路大震災から被災地KOBEもお世話になっている似田貝香門東大名誉教授が呼びかけをし、東日本の被災地グッズを販売したのです。

手仕事フェア_s.jpg

その趣旨は「2011年3月11日に発生した、東日本大震災。徐々に復興へ向けて進んではいるものの、被災地の方々は今も苦しい生活を強いられています。震災は企業損失や雇用、消費の減少など東北経済にも影響を与え、落ち込んだ経済が回復するには非常に長い年月がかかると思われます。継続的な支援が求められている今、個団体で活動はしておりますが、「東京大学被災地支援ネットワーク」のよびかけで、今回13団体が集結します。被災地の方の手作り品を購入することで、継続的な支援をお願いします。岩手県に、東北に笑顔を戻しましょう。」というものです。6月29日〜7月2日の4日間開催され、多くの人たちが訪れてくれました。
阪神・淡路大震災では、こんな風にそれぞれの団体がネットワークを組んで手仕事イベントを開催することはなかったので、被災地への関心が薄れる中、多くの団体を横に手をつなぎ被災地の応援を続けていければ感じました。やっぱり一人より二人と絆がつながることは大切ですね。

会場内_s.jpg

販売ブース_s.jpg

お店番をしていると、ふとどこかでお見かけしたようなお顔だと思ったら、大船渡の作り手さんが来てくれました。「みんな上手に作っているね〜」と他の団体さんの小物をじっくり見て回っていました。手仕事の好きな方々ですので、他のグッズもとっても気になる様子でした。会場には「盛岡ビジネス専門学校」の生徒さんたちが、各団体のアピールビデオを作ってくれて、常時流していました。来てくれた作り手さんは偶然にもビデオに登場しているので、見てもらうと「私が映ってたよ(笑)」とちょっと照れくさそうに喜んでくれていました。
今回はたくさんの方々のご協力の下、このフェアが開催されました。この場をお借りしてご協力頂いたみなさんにお礼を申し上げます。ありがとうございます。

協力団体_s.jpg

ビデオ1_s.jpg

ビデオ2_s.jpg

 来てくれた女性のお客さんの中には、兵庫県の宝塚の出身の人がいて、KOBEからのまけないぞうをみて、立ち止まり「私も兵庫県の出身なの!」といろいろお話を聞かせてくれました。神戸の震災の時も大変だったんですが、あの時もボランティアなどしたくてもなかなかできずにいました。今回の東日本の時は盛岡で内陸なんですが、水も電気も水道も全て止まり、とっても不安でした。そして被災地の子どもたちのこれからのことを考えると大丈夫なのかとても心配になります。何をしてよいのかよくわからなくて」と涙ながらに話してくれました。きっとこんな風に思ってくれている人がたくさんいて、今回のような被災地グッズの販売会を通して、今より一歩被災地とつながれたのではないかと思います。このような機会を提供してくれた、川徳株式会社の方々、東京大学似田貝香門名誉教授、盛岡ビジネス専門学校他関係者のみなさんありがとうございました。今後ともどうぞ被災地支援にご協力お願いします。
 この4日間で70頭のまけないぞうが旅立って行きました。 

似田貝先生_s.jpg

買い物客_s.jpg

<まけないぞうの一言メッセージ>
 風薫る若葉の季節となりました。スタッフの皆様にはご苦労さまです。お陰さまで私達も楽しく「まけないぞう」を作ることができます。スタッフの皆様には感謝しています。
これからもよろしくお願い致します。
(2013/05/28 78歳 女性 岩手県陸前高田市)
posted by 被災地NGO恊働センター at 10:50| ★「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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