2013年07月16日

【東日本大震災】レポートNo.223

6月から7月にかけて、再び岩手県に入った増島のレポートをお届けします。

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「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり 7月8日
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 高田の仮設では、毎月一回遠野のふきのとうの会のみなさんとつるしびな講習にいきました。この日はたくさんのトラックが町を行き来し、まるで阪神・淡路大震災のときにガレキを積んだトラックが数珠つなぎのように走っていたのを思い起こすような映像でした。
 津波がきた地域は公園にしたり、住宅を建てるために、かさ上げをしていました。トラックが並んで土を大量に積んでいます。その高さはビルの5階6階くらいでしょうか?下から見上げるととても高く感じます。それでも土が慣れるまでには数年かかります。

トラック_s.jpg

トラック高台_s.jpg

 山に目をうつすと、土が大量に削られ、盛り土に使うのか、高台移転のための整備なのか、雨が降った時は心配になるほどに山が削られています。なんだか山がかわいそうな感じですが。。。高台移転のために造成しているところも見受けられます。公共工事のラッシュですね。果たしてこれでいいのだろうか??このような風景には被災者不在のような気がします。

山々_s.jpg

高台移転_s.jpg

 ある被災者の方が、娘や孫が津波の恐怖から逃げるために東京に避難したそうです。「津波から子どもたちは夜泣きをしたり、夜急にからだが冷たくなって、恐怖に怯え何もできずに見守るだけ。。。東京に避難したら、何の支援も受けられない」と2年以上が過ぎた被災者は取り残されています。

仮設からの風景_s.jpg

 仮設につくと、みなさん待っていてくれて、つるしびなづくりがスタートです。夏ということもあり、蝉を作りました。

ちくちく_s.jpg

楽しい_s.jpg

 みんなでおしゃべりしながら手を動かしていると、楽しくて自然に笑みがこぼれます。
こんな笑顔をみているとこちらが癒されます。

みんな笑顔_s.jpg

だんだん蝉の体ができてきました。

完成_s.jpg

なんだか蝉の音が聞こえてきそうです。

仮設の周りには、夏野菜や色とりどりの花が植えられています。

IMG_7986_s.jpg

お花_s.jpg

ゆり_s.jpg
 
<まけないぞうの一言メッセージ>
 まけないぞうさん作りを始めて当初はすごく難しかったですが、今は楽しんで作っています。作るたびに表情が違うので、楽しみに作っています。
(2013/05/29 62歳 女性 千葉県旭市)
posted by 被災地NGO恊働センター at 15:07| ニュース・情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする