2017年10月06日

【東日本大震災】レポートNo.282

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「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり  9月   
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 すっかり秋めいて、朝晩寒いくらいですね。先月9月に岩手県に行ってきました。今回は村井顧問と、熊本地震で知り合った大阪市在住の大原久史さんも同行してくれました。大原さんは阪神・淡路大震災を経験し、その時できなかったボランティア活動をいつかしたいと胸に秘めていて、今回ご縁があり一緒にまけないぞうの活動に参加してくれました。

がま_s.JPG

 いつもながらですが、みなさん首を長くして待ってくれています。「ぞうさんないと淋しいわ、でもあちこちで災害があって大変だったんでしょう??」とみなさん他の被災地のこともとても心配してくれていました。
 久しぶりに顔を合わせた作り手さんたちが、できあがったまけないぞうを持ちよります。中には、まるでシマウマみたない子ぞうさんを発見です!そして、近況報告もかねて、おいしいごちそうを頂きながら、おしゃべりタイムの始まりです。「ぞうさん、いつまでできるの?」、「ちょっと、体調を崩してね」「このごはん美味しいね」などたわいもない話で盛り上がります。

しまうまぞうさん_s.JPG

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 また、6年も経つと体調を崩す人も多いです。6年という月日を考えるとお年寄りにはとても長い時間です。中には、更年期のような症状で、肩が上がらなくなった、足の調子が悪くなってうまく歩けなくなった、腰の調子が悪いなど原因がよくわからないような体の不調を訴える人が多くなりました。
 そういう中で、まけないぞうはより一層被災者の心の支えになっているような気がします。「今度ぞうさんの仲間でどこかに行きたいね」などとお話が弾むと、なんだか元気になっていくような気がします。
 春に釜石市の霊場を回ったときにも、随分とアップダウンの激しい山道でしたが、みなさん必死に歩いて、疲れたはずにも関わらず行けてよかったととても喜んでくれました。

松野さん_s.JPG

いまは売り上げもかんばしくないこともあって、みなさんにたくさんのぞうさんを作ってもらえていませんが、いつもお届けしている各地から届いた暖かいメッセージに励まされ、「一人じゃないんだ」「みんな応援してくれている」と思えるようになり、またがんばろうと明日に向かって一歩踏み出します。
 
長谷川さん_s.JPG

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 〜まけないぞうの作り手さんからのメッセージ〜
 今日は震災から早くも6年が過ぎました。仮設生活も6年、早いような・・・
日々ガンバって生活しております。仮設に入って1年位の時に出会った。“ガンバルぞうさん”のお陰で毎日が楽しく過ごしています。まだまだ復興半ばですが、これからもよろしくお願いします。
                          (2017/9/8 岩手県大船渡市)

 注)なぜか?メッセージのなかのぞうさんは“ガンバルぞうさん”です。20年経ってもこの間違いは減りませんね(^^;)正しくは「まけないぞう」さんです!!(^^)
posted by 被災地NGO恊働センター at 11:30| ニュース・情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする