2019年03月07日

【東日本大震災】レポートNo.294

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「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり  3月4日
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 今日は、大船渡の後ノ入仮設のまけないぞうチームにお邪魔しました。こちらの住民はは去年の夏頃仮設生活を終えました。7年8か月の長期にわたる仮設の生活、被災者はどんな想いで過ごされたか想像し難いほどの避難生活だったと思います。
 ここでは、最初に近くの高齢者施設の避難所で足湯をさせてもらいました。その後、仮設の集会所でまけないぞうづくりを行いました。

後ノ入ぞうさんづくり_R.jpg

足湯_R.jpg 

 まけないぞうの日は、みんな集会所に集まって、「いつかぞう御殿を建てるよ〜」と笑いながらおしゃべりをして、「わぁ〜、今日はよく笑ったぁ」とぞうさんの日にはみなさん笑顔になって帰っていきました。

まけないぞうの日_R.JPG

 造成などが予定通りに進まず、中には予定した土地が使えなくなり、別の土地に変わった作り手さんもいます。説明会の度に工期が伸びに伸びて、最後のほうはみなさんあきらめ感が漂っていました。「いつになるんだろうね〜」「おらほのところは最後だべな〜」などため息交じりのつぶやきが聞こえていました。

 そして、やっとの7年と8か月という長い時間をかけて、やっと住民のみなさんすべてが仮設を出て再建を果たしました。復興住宅に入った方、自宅を再建した方、それぞれの新たな生活が始まりました。

 まけないぞうもそんなみなさんと久しぶりに再会しました。作り手さんの中に、手芸などをできる小屋を作ったという人がいて、そこに集まることになりました。小屋の中は広くて木の梁を使っていました。10人程度は十分入れるスペースです。それがなんと聞いてびっくりその小屋は住田町から3万円で払い下げられた仮設だったのです。材料を移動したり再建するには300万円程度かかってしまったそうですが、こうしてリユースされ、使われていることに木造仮設の良さをしみじみ感じます。外観は耐久性を持たせるために壁材を貼りとても立派なものになっています。

小屋1_R.JPG

小屋_R.JPG

 今日も、この場所でお手製のお饅頭やおつけもの、おこわを持ち寄り世間話に花が咲きます。また、これからこの空間から素敵なつながりが育まれていくことでしょう。

お饅頭_R.JPG

みんなで_R.JPG

「まだ、ぞうさん続くの?」「ぞうさんさせてもらって助かってるよ・・・」と。

お手紙_R.JPG
posted by 被災地NGO恊働センター at 17:25| ニュース・情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする