2011年03月30日

【東北地方太平洋沖地震】レポートNo.33

3月25日から、スタッフが岩手県に入っています。

29日は大槌町の小鎚集落の避難所で活動しました。
事務局が現場から電話でヒアリングした内容です。
詳しい活動レポートは追って掲載致します。
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<3月29日>
●小鎚地区多目的集会所には、15人の方が避難されています。
こちらでも足湯をさせていただきました。
また、柔道整復師の資格をもつ当センターのスタッフが、この避難所の畳の部屋でマッサージを行いました。

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●28日に立ち上がった「遠野被災支援ボランティアネットワーク(遠野まごころネット)」の泥かき部隊も、片づけを手伝いました。

●ニーズ調査班のヒアリングによると、
暖房も十分でない中、毛布が1人に3枚しかなく、寒さをしのげていないということです。また、避難所にはいらっしゃらない在宅の被災者のニーズについて、十分な実態が把握できておりません。障害者など、避難所では生活が困難な方々が在宅に戻っているとすると、ニーズへの対応ができていない可能性が高く、心配です。

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posted by 被災地NGO恊働センター at 16:40| 遠野から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月29日

【東北地方太平洋沖地震】レポートNo.30‏

3月25日から、代表の村井とスタッフ3名が岩手県に入っています。日本財団・震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)、東海地震等に備えた災害ボランティアネットワーク委員会ネットワーク委員会(ネットワーク委員会)との合同プロジェクトである「ROADプロジェクト」の一環として遠野市において、岩手県沿岸部で被害の大きかった大槌町、釜石市、陸前高田市などに対する支援の後方拠点づくりに協力しています。3月27日、大槌町内の「臼沢鹿子踊り保存会館伝承館」にてまけないぞう作りが行われました。下記レポートをお届けします。

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岩手県大槌町からのレポ-ト
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はじめて避難所でまけないぞうづくりをしました。場所は大槌町の小槌エリアの臼澤鹿子踊保存会館伝承館で行いました。避難者の方は100人前後でしたが、まけないぞうを作られた方は、6名と2人の女の子でした。被災者の方は「被災後ずっと津波のことを考えていたので、ぞうを作ることで忘れることができた」とおっしゃってくれました。また別の方は、「糸と針なんてもったことないのに、こんなことができて、このぞうはうちの「宝」にします」と。

手先が器用で一番最初に作り上げた人は、「このぞうは、茨城県にいる孫にあげるわ」と涙ながらに話してくれました。きっと被災して孫のそばにいきたいけど、いけないから、自分の分身としてまけないぞうを茨城県の孫にプレゼントしたかったのだと感じました。

みなさん、まけないぞうを作りながら、この子は鼻が短いからまだ2才くらいかな、この子は立派なお鼻だから、大人のぞうさんかな〜、私のは耳が小さすぎたわ〜など笑顔をのぞかせながら作ってくれました。子どもたちも一緒懸命小さな手で針を動かし手でいました。

5才くらいの女の子は、今日はお母さんはお腹が痛くて休んでいるのと話してくれて、どうしたのと聞くと「うんちがでないの」と。避難所の偏った食事や女性特有のトイレを我慢する行為で便秘になってしまったのでしょう。子どもたちも大人と同じくらいに家族や周囲に気をつかい、あんな小さな体で、この大きな災害を抱えています。子どもや障害者、高齢者など声を出せない、声なき声に耳を傾け、呟きを広い集めて行きます。

他の被災者の方は、お風呂もなかなか行けないし、美容院にもいけないから、帽子が欲しいと訴える女性。プライバシーがなく、ストレスを感じている人など、高齢の方は、避難所では椅子がなく、膝が痛くなってきたり、緊急時の支援から、生活に関わるニーズに変化しつつあります。
posted by 被災地NGO恊働センター at 11:40| 遠野から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月28日

【東北地方太平洋沖地震】レポートNo.29


3月25日から、代表の村井とスタッフ3名が岩手県に入っています。
日本財団・震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)、東海地震等に備えた災害ボラン
ティアネットワーク委員会ネットワーク委員会(ネットワーク委員会)との合同プロジェクト
である「ROADプロジェクト」の一環として遠野市において、岩手県沿岸部で被害の大き
かった大槌町、釜石市、陸前高田市などに対する支援の後方拠点づくりに協力していま
す。
本日「遠野被災支援ボランティアネットワーク(遠野まごころネット)」が立ち上がりました。
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岩手県からのレポート
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27日は、大槌町を再訪問し、その後山田町を調査しました。つい先日までは山田町への
アクセスは宮古市からしか出来なかったのですが、やっと遠野から大槌町経由でも行くこ
とが出来るようになりました。山田町は1カ所、砂浜に密集していた集落があり、壊滅的被
害を受けたところをはじめ、甚大な被害となった地域です。大槌町と違って、役場は高台
にあったため、津波からは免れたようです。しかし発災から2週間経った今、物資・食料の
配布など被災者に対する応急対応は全く機能していない状態です。例えば物資につい
ては、役場1階の中庭に箱が並べてあって、「勝手に持って言って下さい」的な状態の中
で被災者の方々が各々、両手に持てないほどのものを持って帰るという光景です。ボラン
ティアは長崎県や長野県などから個人のボランティアが数名来ているだけで焼け石に
水のようです。でも被災者の方々は、混乱することもなく、長蛇の列を作りながらも淡々と
配布を待っているという状況です。

遠野のボランティアグループが、山田町役場と山田町社会福祉協議会に挨拶に行った
のですが、やはり今回の災害のように、一つの町の3分の1から2分の1の人口が死亡あ
るいは行方不明という状況下では、隣接の全く被害を受けていない市や町に後方支援
の最前線基地を設置し、被災地を支援するという方法をとらなければ、結果的には支援
が行き届かないと思いました。とは言え今回のような甚大な被害の時には、とにかく一時
も早く食料や水、粉ミルクを被災者に届けなければならないことを考えると、いづれにしろ
二者択一だけではないことを痛感させられた1日でした。

昨日の「まけないぞう」づくりは大成功でした!詳細は阪神・淡路大震災以来、この「まけ
ないぞう」を我が子のように育ててきた増島智子の別レポートをご覧になって下さい。

遠野市社協で登録しているボランティア対象に「足湯講習会」を行ったところ大変好評
で、スタッフがいる間は毎日足湯講習を行うこととなりました。
また大槌町の避難所で午後6時から足湯を行います。
posted by 被災地NGO恊働センター at 15:23| 遠野から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月27日

【東北地方太平洋沖地震】レポートNo.26

3月25日から、代表の村井が岩手県遠野市に入っています。
新たに次のような支援を行うことと致しました。
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■岩手県大槌町での仮設診療所建設を支援します
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2011年3月11日に発生した東北・関東大震災の支援について、被災地NGO恊働センターは医療NGO「AMDA」(本部:岡山市)による、岩手県大槌町の仮設クリニック建設を支援することになりました。

地震と津波によって甚大な被害を受けた大槌町には、岩手県が仮設住宅の建設を始めています。一方、緊急救援のために現地入りしていたAMDAスタッフは、現在岩手県釜石市と大槌町にて医療活動を展開しており、大きな避難所を拠点に小さな避難所への巡回診療も行っています。こうした医療支援を、より現場に近いところでサポートするため、仮設住宅の近隣に仮設クリニックが建設されることとなりました。これについては地元医師会からも協力を得ています。

今回の支援は、当センター代表の村井が、阪神淡路大震災でも支援を行っていたAMDAの菅波代表と大槌町で偶然出会い、「緊急医療ニーズがまだまだ絶えない」ことと、「今後、地元の医療機関に引き継ぐべき医療環境を育てる」という視点で一致したことから、AMDAの活動を支援することになりました。これについて募金を呼びかけさせていただきます。

皆様のご協力をよろしくお願い致します。

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おしらせ
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下記番組の一部で当センターの活動が紹介されます。
■NHK教育「特集 今こそ力になりたい」(再放送)
3月27日(日)午後10:00〜11:00

■NHK総合「クローズアップ現代」
3月28日(月)午後8:00〜8:45
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●東北地方でのボランティア活動(避難所運営・ボランティア拠点立上げ)の
 資金を募集しています。
●宮崎から東北へ、支援の輪を〜「野菜サポーター」を募集しています。
●粉ミルクを届けようプロジェクト、ミルクとカンパを募集しています。
●岩手県大槌町・仮設診療所建設支援(AMDA)
●上記のようなプロジェクト実施のための事務局運営へのカンパを募集しています。
   振込口座:郵便振替01180-6-68556
   口座名義:被災地NGO恊働センター
   通信欄に、支援事業名をお書き下さい。

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 被災地NGO恊働センター 
   E-mail ngo@pure.ne.jp
   URL   http://www.pure.ne.jp/~ngo/
   TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702  
   〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
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posted by 被災地NGO恊働センター at 19:37| 遠野から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする